あともすラボ

第6回 放射線を測定してみよう!

① 放射線を見てみよう

「霧箱」という装置を使うと、放射線が通った「足あと」を見ることができます。

【実験の方法】まずは、容器内にアルコールを入れ、霧箱のスイッチを入れます。すると容器内が冷やされ霧ができてきます。しばらく観察していると次第に霧の中に放射線が通った跡が見えてきます。

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この仕組みは、今から120年以上前に、イギリスのウィルソン博士が発明しました。

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② 放射線の測定

私たちは放射線の存在を五感で認識することができないため、放射線測定器を利用し、知りたい放射線の情報を得ることになります。放射線測定器には、さまざまな種類がありますが、放射線に関するすべての情報が同時に得られ、すべての環境条件下で動作するような万能の測定器はありません。そのため、放射線を測る目的をはっきりさせ、さまざまな放射線測定器の特徴をよく理解したうえで、適切な測定器を選ぶことが重要です。

放射線の測定
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本文の一部は原子力総合パンフレット(日本原子力文化財団発行)を出典としています。
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